2026年10月の漢方勉強会

生薬と漢方処方

10月の勉強会のテーマは「肺(はい)」です。「肺」は東洋医学における「五臓」の一つで、五行説では「金」、中医学的な肺には、西洋医学的な肺の働きに加え、気・血・津液を全身に行き渡らせ、皮膚、免疫、水分を調節する役割もあります。

「肺」は鼻に通じて外気とつながり、季節の変化に敏感で、邪気の中の「燥」が侵入しやすく病気になりやすい臓腑と考えられています。(「肺為嬌臓、畏寒、畏熱」)

例えば、「肺」の力が弱いと皮膚のバリアが弱くなることにより蕁麻疹ができたり、汗をかきやすくなる、鼻水や咳など、様々な不調が現れます。

秋は「肺」の季節、空気の乾燥により呼吸器系の不調が起こりやすくなります。また、悲しみや憂いの感情も肺を傷めます。

勉強会では、銀翹散(ぎんぎょうさん)、甘草湯、桔梗湯など使い分けや服用のタイミングなど、すぐに役立つお話しをたくさんお伝えしたいと思っています。どうぞお楽しみに!

(^^♪ 上記の紫色のお花:キキョウ Platycodon grandiflorusは、9月下旬、京都市内の晴明神社にて撮影しました。漢方処方では、キキョウの根を使用します。

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