チェスナットバッド Aesculus hippocastanum

フラワーレメディ

植物プロフィール

チェスナットバッドは、ホワイトチェスナット(セイヨウトチノキ)の新芽です。38種類のレメディの中で唯一、新芽から作られます。レメディには新芽と芽を包むベタベタとした樹脂層が使われます。レメディを作成する際にバッチ博士は新芽のみならず樹脂も使用しているというのは、チェスナットバッドの作用を理解する上で大切なポイントです。

チェスナットバッドは古い木の一部であり、前年の秋から冬にかけて(マイペースで)作られています。わずか5cm位の樹脂に覆われた小さなチェスナットバッドですが、もうすぐ立派なホワイトチェスナットに成長します。巧妙にたたまれた葉脈はとても美しく、一気に伸び広がってあの大きなホワイトチェスナットの葉になるのです。

  • 学名: Aesculus hippocastanum
  • 和名: セイヨウトチノキの新芽
  • 科・属: ムクロジ科 トチノキ属
  • 開花時期: 3~4月
  • 近縁種: トチノキ Aesculus turbinate

葉が落ちた後に枝に残る葉痕は、扁平な卵状逆三角形で、下方の2辺に沿って小葉の数と同じ維管束の痕が小さな突起となって並んでいます。よく見ると、馬蹄形にも猿の顔のようでもあります(冬場はこの葉痕を確認することで、トチノキ属とわかります)とても微笑ましい表情のホワイトチェスナットの葉痕も是非、実際に観察してみてください。

バッチ博士による説明

「観察や経験を上手く生かす事ができず、日々の暮らしから教訓を得る時も、他の人より時間がかかる人のためのものです。普通なら一度経験すれば十分な時でも、このタイプの人はもっとたくさん経験しなければならないように思い、教訓から学ぶために時には何度も繰り返します。
その結果、残念なことに一回やれば十分な時でも、あるいは他の人の間違いを見てそれを教訓にすることができる時でも、何度も同じ間違いを繰り返してしまいます」
『十二人のヒーラーとその他の治療法』より

樹液に覆われたホワイトチェスナットの冬芽であるチェスナットバッドから、繊毛に覆われた葉が展開します。おそらく見たことのない世界にたくさんの夢と期待を膨らませていることでしょう。先のことばかりを考えてしまうので、目の前の現実が見えていません。

バッチ博士は「今、学ぶべきこと(やるべきこと)に気付いていない人、見落としている人」のためのレメディを作成しました。

こんな時にはレメディをどうぞ

下記の項目がいくつか当てはまるようでしたら、チェスナットバットをお試しください。

  • 自分の考え通リにやりたい
  • 物忘れやケアレスミスが多い
  • 注意力が散漫
  • 今の状況に興味が持てない
  • 好きなこと以外は無関心
  • 同じ間違いを繰り返しやすい
  • 要領が悪いと思われている
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