ホーンビーム Carpinus betulus

フラワーレメディ

植物プロフィール

カバノキ科はいずれも落葉広葉樹、雌雄同株、葉は互性、尾状花序で垂れ下がり風媒花です。北半球の亜寒帯から温帯にかけて広く分布していて、世界には7属・約100種以上が確認され、日本には5属(カバノキ属、ハンノキ属、クマシデ属、アサダ属、ハシバミ属)約30種が自生しています。
カバノキ科のシラカバは樹皮が白く美しいため植栽に利用され、またヨッロッパ原産セイヨウハシバミの実はヘーゼルナッツと呼ばれ食用になります。

  • 学名: Carpinus betulus
  • 和名: セイヨウシデ
  • 科・属: カバノキ科クマシデ属
  • 開花時期: 4~5月

ホーンビームは別名iron-wood(鉄の木)と言われる通り非常に硬い材木で、工具や部品、ピアノなどに利用されます。樹形も良い落葉広葉樹で葉の色は緑鮮やか、剪定にも強く刈り込みにも耐えるため、ヨーロッパでは生け垣や街路樹、公園でよく見かけます。幹は灰緑色で表面はとても滑らかで濃い灰色の縞があります。

雄花は黄色で尾状花序で垂れ下がり、やや小ぶりの雌花は緑色の小さな苞に覆われて、この苞が成長するとゆるいカール状の苞葉となります。このカール状苞葉はホーンビームの果実を包み込む役割を果たし、やがて苞葉は果実が成熟するにつれて茶色に変化し、だんだん目立つようになります。

植物の世界には、私達の知らない面白い仕組みや形がたくさんあります。ホーンビームの苞葉のように、一つ一つの植物をよく観察してみると新たな発見があるかもしれません。もし機会があれば、ホーンビームの雌花と苞葉をじっくり観察してみてください。

近年、地球温暖化の影響で高緯度地域で気温が上昇し、ホーンビームが北に拡大しているという研究結果が報告されています。気温上昇により、これまでホーンビームの生育に適していなかった寒冷地でもホーンビームがより優位に生育できる環境が拡大し、生態系の分布域に変化が出始めています。

バッチ博士による説明

「自分に課せられた人生の重荷を背負うだけの精神的、肉体的なチカラがあまりないと感じている人、毎日やらなければならないことが多すぎて、やり遂げられないように感じている人、あるいは仕事は概ねうまくこなしているのに、もっと容易に達成できるようになるには、自分の精神や肉体のどこかを強くする必要があると信じている人のために」  『十二人のヒーラーとその他の治療法』より

バッチ博士は、ホーンビームから「今やるべき事に取り組むべきなのに、なかなかモチベーションが上がらず重い気分になり、頭では分かっていても体がついていかない、あるいはついつい先延ばしにしがちな人」のためのレメディを作成しました。

こんな時にはレメディをどうぞ

下記の項目がいくつか当てはまるようでしたら、ホーンビームをお試しください。

  • 休日明けは。特に気が重い
  • やる気が無く、予定は先延ばし
  • 精神的に疲れ切っている
  • 寝る前より朝の方が疲れている
  • いつも、ぼんやりしている
  • 無駄に時間を費やす事が多い
  • 生活や仕事に退屈している
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