クレマチス Clematis vitalba

フラワーレメディ

植物プロフィール

クレマチスは、ユキワリソウ、クリスマスローズ、アネモネ、フクジュソウなどと同じ仲間でキンポウゲ科の植物です。クレマチス(Clematis)の名はギリシャ語のKlema(巻きひげ、つる)から由来して学名がつけられました。原種は数百種類とも言われ、世界中に分布しています。
これまで原種に基づいて分類されていましたが、属間における絶え間ない交配により色々な系統が混ざり合った結果、系統間の境界線があいまいになり、近年グループ分け作業が困難になっています。

センニンソウの名前は、果実に生える綿毛を仙人のヒゲに見立てたものです。有毒植物で馬も食べないと言うことで、ウマクワズ(馬食わず)の別名があります。漢方では根を乾燥させたものを「威霊仙(イレイセン)」と呼び、薬用とします。
※ レメディのクレマチスには毒性成分は含まれておりませんので、ご安心ください。

  • 学名:  Clematis vitalba
  • 和名:  センニンソウ
  • 科・属: キンポウゲ科センニンソウ属
  • 開花時期: 7~9月

クレマチスは自分自身を支える術をもたないつる性植物で、ふわふわとした乳白色の花には力強さはありません。クレマチスは育つに連れて、寄りかかる木を覆いつくし、その形をぼやけさせます。垣根の上にふわふわと横たわり、不安定に動きます。しかしクレマチスは強い繁殖力で広大な場所を覆いつくすことが出来、寄りかかる木にしっかりとつかまり続けます。

バッチ博士は数あるクレマチスの中で、ヨーロッパやアジアに自生する、ユニークな花を株いっぱいに咲かせるヴィタルバ(vitalba)系クレマチスを選んでいます。

花被片は白色~淡緑色で上向きに咲き、勢いよく伸びた新枝の先に群れてつきます。花は小ぶりながら、きれいな花のまとまりを作っていきます。夏~初秋にかけてたくさんの花をつけ、株全体が白花で覆われ暑い季節にもかかわらず木に雪がつもったように見えます(ある意味、涼しげに見えます)
花の咲いた枝は先端が枯れ、秋に下の方から新しい枝を出して冬の間もゆっくりしたスピードで成長します。葉は5枚の小葉からなる羽状複葉、固く厚みがあり秋に赤茶色に紅葉します。

バッチ博士による説明

「夢見がちでいつも眠そうで、人生にあまり興味がない人のためのものです。物静かで、自身の今の状況にあまり満足せず、現在よりはむしろ未来の幸せな時代を期待して生きています。人によっては病気になっても全く、あるいは僅かしか良くなろうと努力をしません。」『十二人の治療師とその他の治療法』より

フワフワして夢見心地のクレマチスを見て、バッチ博士は「ぼんやりとして現実に無関心、注意力が散漫で集中力の低下している人」のためのレメディを作成しました。

こんな時にはレメディをどうぞ

下記の項目がいくつか当てはまるようでしたら、クレマチスをお試しください。

  • 現実に興味や関心がない
  • ぼんやりしてミスが多い
  • うわの空で話しを聞く
  • 地に足がついていない
  • 約束や予定を忘れがち
  • 道に迷うことが多い
  • いつも眠い
  • 記憶力が乏しい
タイトルとURLをコピーしました