植物プロフィール
ロックローズはイギリス南部の白亜質の高原、石灰岩や砂利の多い土壌に生育する多年草です。葉は対生し楕円形~長楕円形で柄は短く縁にギザギザは無く、表は緑で裏は白く、葉も茎もたくさんの繊毛で覆われています。小さな葉のような托葉がそれぞれの葉の基部から細長く突き出ています。
学名のHelianthemumはギリシャ語のHelios(太陽)とAnthemon(花)、ラテン語の「金貨」に由来し、「日ざしがある時だけ、金貨のような黄金色に咲く花」ということを表しています。
- 学名:Helianthemum nummularium
- 和名: ハンニチバナ
- 科属:ハンニチバナ科ヘリアンテムム属
- 開花時期:5~7月
花弁は5枚で紙のように薄く柔らかで、萼もまた5枚で3枚が大きく2枚は小さめです。初夏、茎頂の総状花序に大きさが12~20mmで金貨が散らばっているかように見える黄金色の花が咲きます。しかしこの花はわずか数時間でしぼんでしまいます。ロックローズは、次々と新しい花を咲かせては半日でしぼむことを夏の間、繰り返します。

バッチ博士による説明
「望みがないように見える場合、事故や突然の病気、非常に怯えたり、恐怖を感じたり、周囲の人々に大きな恐怖を与えるほど深刻な場合の救援(レスキュー)レメディです。」
『十二人のヒーラーとその他の治療法』より
バッチ博士はフラワーレメディ38種の作成順序をはっきりと示していませんが、バッチ博士を長年サポートしたノラ・ウィークスの著書『心を癒す花の療法』の中では、ロックローズは12番目のレメディで、かつ博士が12ヒーラーズと呼んだグループ最後のレメディと述べられています。
バッチ博士はケント州ウェスターハムで、恐れという灰色の雲を一掃してくれそうな、まばゆく澄んだ輝きを放つ明るい黄色のロックローズから「極度の恐れや緊張を拭い去る」レメディを作成しました。
こんな時にはレメディをどうぞ
下記の項目がいくつか当てはまるようでしたら、ロックローズをお試しください。
