クラブアップル Malus pumila

フラワーレメディ

植物プロフィール

クラブアップルは、主に欧米で園芸品種として改良されたいわゆる「食用目的ではなく、美しい花と小さな実を観賞できるリンゴ」が野生化し、生け垣や森林を切り開いた土地などに育っています。以前カナダで、庭木として利用されているクラブアップルの植えられている家を多く見かけました。深い皺のよったゴツゴツした幹を持ち決して美しいと言えない姿なのですが、ピンク&白色のハート型の花弁とたくさんの雄しべをもつ花が咲き乱れる5月頃には甘い香りを放ち、人々だけでなく多くのミツバチをも魅了します。

可愛らしいつぼみと小さな黄金色のりんごの果実(直径で約2~4cm位)をたくさん付けるクラブアップルは欧米で人気のある樹木のようですが、実際に食べたクラブアップルの果実は酸味と苦みがあり、あまり美味しいものではありませんでした。

  • 学名: Malus pumila
  • 和名: クラブアップル
  • 科・属: バラ科 リンゴ属
  • 開花時期: 4~5月

野生に生育する植物は、自然循環サイクルの中で農薬も肥料も無く育っています。しかし、このサイクルのどこかに人間の手が入るとそのシステムは成り立たなくなります。

以前、カナダ・オンタリオ州のリンゴ農家さんに伺ったお話しですが・・・
オンタリオ州のある村に野生リンゴが生育する樹林(原生林)があり、そこのリンゴはおそらく1本の樹が何百年も生長しているのでなく、世代交代を繰り返し自然淘汰され、今に至っている樹で構成された林があります。

そこのリンゴはもちろん害虫も寄ってくるのですが、農園で栽培しているリンゴの樹とは比べ物にならないほど虫も少なく、かつ虫に強いようです。(自然のリンゴなのでとても小さく酸味が強く、渋みや苦みもあることから、鳥も食べないそうですが・・・)
一方、収穫目的の栽培リンゴは黒星病、リンゴ腐敗病などの病気やアブラムシやダニなどの害虫との戦いで、不本意ではあるようですが農薬を散布せざるを得ないそうです。

クラブアップルは野生とは言っても人の手を介した園芸品種が野生化したものなので、病害虫の問題はどうしても深刻で不快なことでしょう。本来なら害虫の少ない野生種だったはずなのに、なぜこんなことになってしまったのか、クラブアップルは今でもずっと悩み続けているかもしれません。

バッチ博士による説明

「これは人を清めるためのレメディです。あたかも自分のどこかが汚れているように感じる人のためのものです。またしばしば全く些細なことで悩み、彼らが気にしていることに比べれば、もっと重い病気があってもそれは放っておいて、重要でないことの方を気にかける人たちのためのものです」  『十二人のヒーラーとその他の治療法』より

バッチ博士は、クラブアップルから「自分に失望し嫌悪感を抱えてる人、几帳面で様々なことを悩み続け、それをずっと引きずっている人」のためのレメディを作成しました。

こんな時にはレメディをどうぞ

下記の項目がいくつか当てはまるようでしたら、クラブアップルをお試しください。

  • 自分の容姿が好きになれない
  • 過去のことを引きずっている
  • 几帳面で綺麗好き
  • 些細なことにこだわる
  • 神経質、好き嫌いが多い
  • 拒食や過食の摂食障害がある
  • 負のエネルギーを受けやすい
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