植物プロフィール
ゴマノハグサ科の植物は、新しいAPG分類体系によりユリ科同様、多くの種が別の科に移動しています。(従来の分類体系では、ゴマノハグサ科は様々な植物の寄せ集めだった!ようです)
ミムラスも新分類体系により、ゴマノハグサ科からハエドクソウ科に引っ越しました。
- 学名: Mimulus guttatus
- 和名: ミゾホオズキ
- 科・属: ハエドクソウ科(APG分類体系)ミゾホオズキ属
- 開花時期: 6~8月
ミムラスの原産地は南北アメリカ、イギリスに生育するミムラスはアメリカ西海岸カリフォルニア州からやってきたようです。汚染されていない川や池の周辺に自生する多年草で、高さは50cm位まで育ちます。葉は対生し楕円形の鋸歯縁、滑らかに丸みを帯び、縦に長く数本の葉脈があります。
花は鮮やかな一輪咲きの黄色の五枚花弁に赤色斑点が入った5cm程の唇形、6~8月には葉が見えないほど次々と花を咲かせます。
属名のMimulusはラテン語のmimus(道化師)、ギリシャ語のmimo(猿)に由来、英名の「Monkey flower(モンキーフラワー)」とは、シンメトリックな花弁の様子が歯をむき出して敵を威嚇している姿なのか、またはおどけたような顔の猿に似ていることから呼ばれているのでしょうか?

バッチ博士による説明
「世の中で起きること、日常生活で感じる恐れ(病気、痛み、事故、貧困、暗闇、孤独、不幸など)に対するレメディです。」 『十二人のヒーラーとその他の治療法』より
1928年、バッチ博士はイギリスのウェールズ州アスク川沿いでレメディを作るための植物を探していました。そこで最初に出会ったのがインパチェンス・クレマチス、そして3番目にミムラスでした。
澄んだ水が流れ込んていた水路沿いで「絶えず水しぶきを浴びながら、川岸の石にしがみつくように根を下ろしているミムラス」を見て、バッチ博士は「日常的に起こる不安や恐れ」のためのレメディを作成しました。
こんな時にはレメディをどうぞ
下記の項目がいくつか当てはまるようでしたら、ミムラスをお試しください。
