植物プロフィール
スターオブベツレヘムの和名はオオアマナ、花がユリ科のアマナに似ているのが和名の由来ですが、植物分類上は別々の植物です。晩春に星型の純白の花を咲かせ、まるで夜空に輝く星々のように美しいことから、英名ではStar of Bethlehem(ベツレヘムの星)と呼ばれています。
ベツレヘムの星とは、イエス・キリストが誕生した際に西の空に輝いていた星で、東方の三博士(賢者)をベツレヘムへと導いたとされる星のことです。
日本原産のアマナ(甘菜)の鱗茎(りんけい)は甘味があり食用にされています。一方オオアマナは野山や公園などでよく見かけますが、鱗茎に毒性がありますのでご注意ください。
※ レメディのスターオブベツレヘムには毒性成分は含まれておりませんので、ご安心ください。
(^^♪「鱗茎」とは、植物が厳しい環境を生き抜くための知恵がつまった地下にある貯蔵器官です。鱗茎とよく似たものに「球根」があります。どちらも地下にあり栄養を蓄える役割は同じですが構造が違います。鱗茎は葉が何重にも重なり合って、玉ねぎのような形をしています。
- 学名: Ornithogalum umbellatum
- 和名: オオアマナ
- 科・属: キジカクシ科 オオアマナ属
- 開花時期: 4~5月
- 近縁種: アマナ (ユリ科)
スターオブベツレヘムは地中海と東ヨーロッパの広大な地域に起源を持つ植物で、明治末期に観賞用として日本に入ってきたものが野生化しているようです。
4~5月頃に一本の長い柄から散房状の総状花序に、3cm程の白い星型の6弁花をつけます。6枚の花びらに見えますが、外側の3枚は萼(がく)で内側の3枚が花びらです。スターオブベツレヘムは明るい時間帯だけ開花し、それ以外の時間は閉じています。

完璧にバランスのとれた雪の結晶のような六角形は、宗教上のシンボルとして特別な意味合いを持っています。なおフラワーレメディの植物の中で、6枚の花弁を持っているのは、スターオブベツレヘムだけになります。
バッチ博士による説明
「一時的に大変な不幸を生み出すような状況下で、大きな苦悩を抱えている人のためのものです。重大な知らせにショックを受けたり、大切な人の喪失、事故の後に恐怖感に襲われたりした時などがそうです。一時的に慰めを拒む人々に、このレメディは安らぎをもたらします。」 『十二人のヒーラーとその他の治療法』より
デンマークの画家カールブロッホの作品「十字架上のキリスト」をご覧になったことありますか?キリストの遺体の手前に描かれている小さな花は、スターオブベツレヘムと言われています。お花がとても悲しげにうつむいています。
バッチ博士は、スターオブベツレヘムから「不幸やショックで、とても苦しんでいる人」のためのレメディを作成しました。
こんな時にはレメディをどうぞ
下記の項目がいくつか当てはまるようでしたら、スターオブベツレヘムをお試しください。
