植物プロフィール
ブナ科は常緑性あるいは落葉性の高木で、世界には600種類、日本にも20種類が自生し、そのすべてが木本になります。温帯から亜熱帯にまで広く分布し、生育地のほとんどの地域で森林(極相林)を構成する重要な樹木です。日本ではシイ類とカシ類が常緑広葉樹林、ブナ類が落葉広葉樹林の重要な樹木となっています。
私達にとって馴染み深いブナ科の樹木は雌雄同株で、雄花が多数集まって穂状になります。穂は垂れ下がるものや、直立するものがあります。果実は堅果で、いわゆるドングリです。総苞片に基部が覆われるか全体が覆われ、その中に1~3個の種子が入っています。
- 学名: Quercus robur
- 和名: ヨーロッパナラ
- 科・属: ブナ科コナラ属
- 開花時期: 4~5月
オークは古代より「森の父」、特にイギリスでは「The king of the forest(森の王)」と呼ばれており、オークにまつわることわざや伝説が数多く残されています。
ヨーロッパ各地には、オークの木のそばに聖なる泉が湧き出る場所が数多くあります。昔から、その泉の水はオークから特別なチカラを与えられていると信じられていました。
病気や怪我で苦しんでいる人々が聖なる泉の水を飲むと、オークの力強い生命力と自然の恵みにより、全ての人に心身の安らぎと癒しがもたらされたという伝説があります。
オークは20~40mの高さに成長し、樹齢600年の木も珍しくありません。その威風堂々とした姿は、森の中でもひときわ目を惹きます。5月頃に若葉とともに雄花と雌花が開花します。雄花は緑色で垂れ下がり雌花は赤色で、レメディは赤色の雌花のみを使用して太陽法で作成します。
オークは別名「Pedunculate Oak」とも言われています。直訳しますと「長い果梗(かこう)を持つヨーロッパナラ」という意味です。
一般的にブナ科の堅果には短い果梗(茎や柄のことです)がありますが、下記の画像のように3cm位の長い果梗(サクランボの茎みたいです!)にドングリがぶら下がっているのは、ブナ科のなかでもレメディに使われているこのオークQuercus roburだけかもしれません。

バッチ博士による説明
「日々の暮らしの中で良くなろうと必死でもがいたり、懸命に努力する人のためのものです。たとえ絶望的に思えても、次から次へと試み続けるでしょう。病気のせいで義務を果たせなくなったり、人を助けることができなくなると自分自身に不満を抱きます。決して希望や努力を失うことなく、困難に立ち向かう勇敢な人です」 『十二人のヒーラーとその他の治療法』より
1本のオークに数百種類の動物や昆虫、鳥類が住んでいると言われています。オークは、自分を頼りに集まってくる生き物のため忍耐強く生き続けます。しかし、こんなオークにも限界があります。バッチ博士は「休むことなく挑戦し続けている人」のためのレメディを作成しました。
こんな時にはレメディをどうぞ
下記の項目がいくつか当てはまるようでしたら、オークをお試しください。
